希望の明日へ続く新たな福井へ
近年では、ふくい桜マラソンや北陸新幹線の開業など、福井県民にとって喜ばしい催しが行われています。これらの行事や新たな挑戦とともに歩んできた福井の歴史を振り返ると、感慨深いものがあります。これからも、『希望の明日へ続く、新たな福井』へと期待が高まります。
共に歩んできた福井の軌跡
1948
福井地震
福井平野を震源とするM7.1の地震が発生。
34000棟が全壊し、地震直後の火災で4100棟以上が全焼。
福井空襲から復興途上であった町は再び惨禍に見舞われました。
1962
北陸トンネル開通
嶺北と嶺南を隔てる山地を貫く北陸トンネルが開通。
3時間余りで福井・大阪間がつながりました。
また、貨物列車の輸送能力が高まり、
県内産業界の活性化にもつながりました。
1995
世界体操競技選手権
サンドーム福井にて世界体操競技選手権鯖江大会が開幕しました。
アジア初となったこの大会には、56の国・地域が参加。
地域の小中学校では
大会の見学や体操選手との交流も行われ、地域の体操振興に
つながりました。
2004
福井豪雨
20年前の7月、活発化した梅雨前線が、嶺北地方を中心に
激しい雨を降らせました。
わずか数時間で1カ月分の降水量を記録し、
浸水害により約70棟が全壊。
雨がもたらした被害の教訓は、今日の防災に活かされています。
2018
福井しあわせ元気国体・大会
国体では、県勢は50年ぶりに天皇杯獲得を成し遂げ、
初の皇后杯獲得も果たしました。
障害スポーツ大会では、県勢過去最多の
46個の金メダルを手にしました。
2024
北陸新幹線
ついに北陸新幹線が福井まで延伸開業。
各駅には多くの観光客であふれ、
福井に大きな賑わいをもたらしました。
福井の新しい時代の幕開けです。
2024
ふくい桜マラソン
今年3月、第1会大会が福井市と坂井市にまたがるコースで開催。
北陸新幹線開業から2週間がたち、
桜が花をつけ始めた福井のまちを
13657人のランナーが駆け抜けました。
※福井新聞(R6年8月28日発行)記事を引用